牛乳やヨーグルトがセルライトに?遅発型フードアレルギー

毎日美容やダイエットのためにヨーグルトを食べている
カルシウム補給のため、欠かさず牛乳を飲んでいる
とにかく乳製品が大好き

そんな牛乳などの乳製品をよく摂っている方、実はそれがセルライトの原因になっているかもしれません

遅発型フードアレルギーとは

遅発型フードアレルギーというアレルギーを知っていますか。

普通、アレルギーと言うと食べてすぐ皮膚が痒くなったり、ひどいと呼吸困難になったり…というイメージですよね。
そういったすぐに症状が現れるアレルギーは、即時型アレルギーと言います。

遅発型アレルギーは、食べてすぐはなんともないし、大きな症状も出ません。
ただ数日後や数週間後に

  • だるさ
  • 眠たさ
  • 浮腫み
  • 便秘•下痢
  • 肩こり
  • 気持ちが不安定

などの症状がゆっくり出ます。

症状自体がよくあるもので、フードアレルギーのせいかは分からないものが多いですし、すぐに症状が出るわけではないので、なんとなくカラダが不調、ということで見過ごしてしまいがちです。

しかし、遅発型フードアレルギーを放っておくと、セルライトや浮腫みを誘発し、太りやすいカラダになってしまうんです

遅発型フードアレルギーで太る理由

遅発型フードアレルギーに該当する食品を定期的に摂取していると、小腸が炎症を起こしサイトカインという物質が増えます。
サイトカインは細胞にダメージを与えてしまうため、脂肪細胞が肥大化し太ってしまったりセルライトができてしまうんです。

遅発型フードアレルギーになりやすい食品

遅発型フードアレルギーになる食品は人によりますが、ほとんどの人が遅発型フードアレルギーの食品があります。

それは、牛乳などの乳製品です。
日本人の8割以上が牛乳などの乳製品は遅発型フードアレルギーが検出されます。

その他、小麦粉やバナナなど昔から日本人が食べていなかった食品が多く挙げられます。
お米やリンゴはほとんど出ないけど、パンやキウイ、パイナップルなどは出やすいんですね。

日本人が欧米の食事を取り入れるようになってからまだ100年も経っていないので、体質が追い付いていないのでは、と考えられています。

また、毎日のように食べていると遅発型フードアレルギーになりやすいと言われています。
そのため、健康のために毎日ヨーグルトを食べていたり、朝牛乳を飲んでいる方はさらにアレルギー反応が出やすくなります。

美容やダイエットのために…と思って一生懸命摂っていたのに逆効果になっているかもしれないなんて、とても残念ですよね。

遅発型フードアレルギーの対処法

遅発型フードアレルギーの対処法としては、アレルゲンとなる食品を摂らないことが第一歩です。
一定期間アレルゲンを除去することで、頻繁ではありませんがまたその食品を摂れるようになります。

大好物が食べられなくなったらどうしよう…と心配になりますが、今後一生食べられなくなるわけではないので、安心してくださいね。

目安としては、2週間アレルゲンとなる食品を除去することで、アレルギー反応が大体消えます。

    • 吹き出物が出来なくなった
    • 肩こりが首のコリが落ち着いてきた
    • 浮腫みが軽くなった
  • 眠りが深くなった
  • メンタルが落ち着いてきた
  • 冷え性が改善されてきた

などの症状があれば、除去した食品がアレルゲンです。

アレルゲンとなる食品はたくさんありますが、まずは大体の日本人がアレルギーになっている乳製品から除去してみることをおすすめします。
小麦粉もかなりの方がアレルギー反応出てしまうので、パンやうどん、パスタなどが主食となっている方は、お米に変えてみましょう。

ちなみに私は乳製品と小麦粉をたくさん摂るとすごく浮腫みやすくなったり、ニキビができるので、普段は食べません。

大好きなパンが食べられない…と思うと不安になるかもしれませんが、今は大豆粉でできたパンや、米粉でできたパンもあります。
玄米粉を使用したパンやうどんの楽天ショップ→玄米総本舗

米粉パンや大豆粉パン、と謳っていても20%程度小麦粉が入っていることがほとんどです。

一度アレルゲンを除去した後であれば大丈夫ですが、とりあえず2週間は徹底的に食べないことが大切なので、どうしても小麦製品が食べたい時は、上記のショップがおすすめです。

パンだけでなく、うどんやパスタ、クッキーなども売っています。

セルライトをなくすためにも、まずは2週間試してみてはいかがでしょうか。