コラーゲン=プロテイン+ビタミンC+鉄分?

昔からコラーゲンは美肌にいい、と言われていますが、実はコラーゲンはそのままお肌へGO!するわけではないことはご存知ですか。

コラーゲンは分子が大きく吸収できないので、一度アミノ酸に分解されます。

このアミノ酸、実はタンパク質も体に入るとアミノ酸に分解せれるんです。
つまり、コラーゲンを摂るのと、タンパク質を摂るのでは変わらないんですね。

タンパク質の時にお話しましたが、タンパク質は体内に吸収されると、まず最優先で、脳や心臓などの生命に関わる臓器に補給されます。

そして、余ったら、その他の臓器、筋肉や骨、血液、ホルモンなどに回され、最後にお肌にやってきます。

つまり、「明日デートだから、コラーゲンボール下さい!!」といっても、
体の中にタンパク質が足りていない状態であれば「先脳みそ行ってきまーす」とお肌ちゃんはスルーされます。

「じゃあ、次私のとこに来てね!?」と必死に願っても、お肌にアミノ酸がやってくるのはずっと後です。

さらに、アミノ酸をコラーゲンにするにはビタミンCと鉄分がいります。

「や、やっと私のとこに来てくれたのね…」と思っても
「せっかく来たんですけどー、ビタミンCと鉄分がないんで、コラーゲンにはなれませーん」

とあっさりフラレてしまうんです。

逆を言えば、普段からプロテインを飲んで、ビタミンCと鉄分を摂っていればお肌は弾力のある若々しいツヤ肌でいられるんです。

ダイエットにも必要なコラーゲン

コラーゲンというとお肌のハリに必要!というイメージで、あまりダイエットとは関係ないように思えますが、実はダイエットにも関係があります
コラーゲンはお肌だけでなく血管にも使われています。

そのためコラーゲンが減ると、毛細血管が脆くなってしまいます。
血管が脆くなると、全身に酸素や栄養素が行き渡りにくくなり、代謝が落ちて太りやすくなってしまいます。
また、毛細血管が脆くなることで、血液が染み出しやすくなり、
それが浮腫みにつながってしまいます。

浮腫みを放っておくと、脂肪細胞と老廃物がくっついてセルライトになってしまいます。
1度セルライトになると、老廃物などに邪魔されて脂肪細胞に酸素や栄養素が届きにくくなるため、ダイエットがどんどん難しくなってしまいます。

コラーゲンは一見、お肌にしか関係なさそうですが実はダイエットにも関係しているんですね。

なんとなく代謝が悪い、冷えや浮腫みが気になる、そんな方はタンパク質+ビタミンC+鉄分でコラーゲンを作ると解消されるかもしれません。