糖質制限のメリット

前回、糖質制限でダイエットができると書きましたが、
糖質を制限する事で、
ダイエット意外にも嬉しい事がたくさんあるのでご紹介します。

その前にちょっと、私が糖質制限のスゴさを実感した
体験談を書こうと思います。
興味のない方は読み飛ばして下さいね

私は以前、鬱病になった事があるんですが、
どんなに薬を飲んでも悪化する一方で、
見かねた母親が、地元でゴッドハンドと有名な
カイロプラクティックに連れて行ってくれたんです。

するとそこで指示されたのが、「糖質制限」だったんです。
当時はそんな単語も一般的じゃなかったので、
「炭水化物と甘い物を一切食べないで下さい」
とだけ言われました。

その美人ゴッドハンドの先生のカイロプラクティックの効果もありますが
なんと1週間で鬱病が治ったんです。
薬も一切飲まなくてよくなり、
あの苦しい期間は一体なんだったのかというくらい
一瞬で元気になりました。

これはかなり特殊な例ですし、
糖質をやめればみんなが一瞬で鬱病が治るわけでもありません。

しかし、糖質を制限することで、
カラダに良い事があるのは、
その時スゴく実感しました。
(糖質全カットは一定期間だけで、
指示の元、徐々に糖質も増やしていきました。)

それでは本題の、
糖質制限によるメリットをご紹介します。

・糖尿病を防ぐ
・眠気や疲れが減り、集中力が上がる
・空腹によるイライラがなくなる
・甘いおやつが減らせる

では、それぞれ紹介していきたいと思います。

糖尿病を防ぐ

よく海外の番組などで、
体重が300キロくらいになってしまって、
歩けない、命に危険があると宣告され
ダイエットを始める番組を見た事がありませんか。

300キロって…!といつもビックリしますが、
よく考えるとああいった番組は海外の方だけで
日本人にはそんな体重の方いないですよね。
食文化が違うと言えばそうですが、
充分に欧米化した現代では、
300キロの人が出てきてもよさそうです。

しかしそうならないのは、
日本人には遺伝子的に「少ない食料でも生きていける」遺伝子で、
少しでも贅沢をしたり、バクバク食べていると
糖尿病の危機がやってくるんです。

なので、300キロになる前に糖尿病になってしまうんですね。

糖尿病、というと、特に若い方は「関係ないし」と思いがちです。
私もそうでした(笑)。
しかし、糖尿病までいかなくても、「血液がドロドロになる」と聞くと
ちょっと反応してしまいますよね。
血液がドロドロになるということは
・代謝が落ちる
・冷えやすくなる
→太りやすくなる
・血液が濁る
→顔色が悪い、くすみが酷くなる、肌に元気がなくなる、クマができる…
などなど、ダイエット以外にも美容によくないことがたくさんでてきます。
特に、血液はカラダに酸素や栄養素を運ぶ、とても大切な役割を担っています。

その血液がドロドロになって、毛細血管に入れなくなると、
代謝が落ちたり冷えを招くだけでなく
肌が荒れたり、かかとがガサガサになったり、毛の毛にツヤがなくなったりします。

クマが酷い、くすみが酷い、冷えが酷い、という方は
糖質の摂りすぎで血液がドロドロの可能性があります。

その血液がドロドロすぎて、コントロールできなくなったのが
糖尿病です。

自分では血糖値を下げられなくなるため、
血液が詰まって、最悪は失明したり、四股が壊死したりします。

そこまではいかなくても、
美容のために糖質制限をする価値は十分ありますよね。

眠気や疲れが減り、集中力が上がる

血糖値というのは面白くて、
糖質を一気に摂って血糖値が急上昇すると
脳はインスリンを出して、今度は一気に血糖値を下げます。

血糖値が一気に下がると、
今度は血液中のブドウ糖がなくなってしまいます。
脳はブドウ糖しかエネルギーとして使えないので、
ブドウ糖が足りないと集中力がなくなったり
眠気やだるさに襲われたりします。
このだるさや、疲れた感じが行き過ぎると、
鬱病の原因になると言われています。
(鬱病の原因はもちろんこれだけではないです。
しかし、鬱病に繋がるほどのチカラはもっています。)

お昼ご飯を食べた後眠くなるのはこのためです。
午後の眠気がひどく、仕事にならない、勉強ができない
という方は、お昼ご飯の糖質を制限したり、
血糖値が一気に上がるのを防ぐと解消されます。

空腹によるイライラがなくなる

先程血糖値が一気に上がると、
今度は一気に下がると書きましたが、
血糖値は低すぎるのも問題なんです。

血糖値が下がりすぎると、アドレナリンというホルモンが分泌されますが
このアドレナリンは人を攻撃的にする性質があるため、
イライラしたり、攻撃的になったりします。

最近「キレやすい子ども」が増えていると聞きますが、
これは朝ご飯にお菓子を食べたりする子に多いそうです。
子どもだけではなく、若い女の子やお年寄りにも
ご飯のこわりにお菓子を食べる人は増えているので
気を付けたいですよね。

甘いおやつが減らせる

また、血糖値が下がると、
脳は「血糖値が下がったから、上げなきゃ」と
「お腹が空いた」という命令を下します。
3時頃おやつが食べたくなるのはこのせいなんですね。
ここでまた血糖値の上がる甘いおやつを食べてしまうと
また夕方頃血糖値が下がり、ご飯を食べて、
夜中に血糖値が下がってお菓子を食べてしまう…というループにハマってしまいます。
糖質をちゃんと制限していると、
血糖値が安定し、変な空腹感に襲われなくなるので
間食が自然と減り、体重も減ってくれます。

いかがでしたか。
最後はダイエットの事でしたが、
美肌や集中力が上がるのはすごくいいメリットですよね。

次回はもっと詳しく、糖質制限でダイエットができる理由をご紹介していきます。
ではでは