コーヒーの出し殻でセルライト解消!スクラブの作り方とマッサージ方法

ほぼ全ての女性にあると言われているセルライト。
このセルライトがあるせいで、1番痩せたいと思っている太ももやお尻、二の腕などがなかなか痩せられません。

そんなセルライトに、飲み終わったコーヒーの出し殻が効くんです。

コーヒーの出し殻

海外ではコーヒーの出し殻を使ったスクラブなどがDIYでも流行っているほど人気で、セルライトだけでなく美肌効果もあるとして出し殻がよく使われます。

そこで、セルライトを解消するコーヒーの出し殻の使い方や、セルライトに効く理由、マッサージ方法などをご紹介していきたいと思います。

セルライトにコーヒーの出し殻が効く理由

コーヒーに含まれるカフェインは、浮腫みを解消して引締め、セルライトを解消する効果があります。

高級なセルライト除去クリームには必ずといっていいほど入っている成分で、海外モデルの間ではかなり前からセルライトにはカフェインが効くと知られているようです。

そんなカフェインをお肌に塗って染み込ませた後マッサージをすることで、カフェインで分解したセルライトをマッサージによりさらにほぐして流しやすくしてくれるんです。

また、コーヒーにはクロロゲン酸という成分も含まれていますが、このクロロゲン酸には脂肪を燃焼する効果があります。
セルライトは脂肪細胞に浮腫みよって溜まった老廃物がくっついている状態なので、カフェインで老廃物を流しつつクロロゲン酸で脂肪細胞を燃焼することでセルライトがさらに解消されやすくなります。

コーヒーは飲むことでもこれらの効果を得られますが、飲んだ後の出し殻をマッサージに使うことでさらにセルライト解消効果がアップするんですね。

セルライトに効くコーヒーの出し殻パックの方法

用意するもの

  • コーヒーの出し殻…1/4カップ
  • オリーブオイル…大匙1
  • 新聞紙…1~2枚
  • キッチンペーパー…1~2枚
  • ラップ…腕や脚を巻ける量

やり方

  1. 飲み終わったコーヒーの出し殻にオリーブオイルを混ぜます。
  2. お風呂場で新聞紙を敷いて、その上に座り、セルライトの気になるところに先ほど混ぜたものを刷り込みます。
  3. そのままラップを巻きつけてパックをします。
  4. 数分置いたらラップを剥がし、濡らしたキッチンペーパーでコーヒーの粉を新聞紙に落とします。
  5. 新聞紙は丸めて捨てて、コーヒーの粉をシャワーでキレイに落としたら、マッサージをした後洗い流して終わりです。

セルライトに効く下半身のマッサージ方法

1.まずは足裏のマッサージ

セルライトなのに足裏?と思うかもしれませんが、足裏にある肝臓や膀胱、尿道あたりをマッサージしておくことで、セルライトの原因となっている老廃物の流れをよくします。

マッサージする場所はこのあたり。

肝臓のところは押しもみ、膀胱へ向かって尿道に沿って流すようにマッサージしましょう。

2.足首から膝にかけてマッサージ

次に、足首から膝にかけてマッサージしていきます。
マッサージといっても難しいことはなく、気持ちいいところに手を滑らせていくような感じです。

特に、下の図あたりは老廃物が溜まりがちです。少し硬くなっている場合は揉んでほぐしてあげましょう。

ふくらはぎのマッサージは、力を入れすぎると逆にリンパの流れをとめてしまうことになるので、気持ちいいか、少し痛いかな?というくらいがベストです。

3.膝の裏を押しもみ

ふくらはぎが終わったら、膝の裏を中指で押して揉んでいきます。
膝の裏は大きなリンパ菅がたくさん集まっていて、とてもつまりやすくなっています。
うまく揉めない場合は、足を伸ばしてから揉むと、よくほぐれます。

4.太もものセルライトを潰す

ここからが本番!太もものセルライトを潰していきます。
潰し方は簡単で、手で脂肪を挟んで、ギュッキュッと揉むだけです。

あまり痛すぎるようだと、細胞を壊してしまう可能性もあるので、痛いけど我慢できる、慣れたら痛気持ちいいくらいの強さにしましょう。
これを膝の上から足の付け根にかけて順番に行っていきます。
太ももの外側、内側、前、後ろの4箇所に分けて行いましょう。

大体片脚10分ずつくらいです。

5.潰し終わったら流しましょう

セルライトが潰し終わったら、膝の上から足の付け根にかけて優しく撫でて流していきましょう。

6.鼠蹊部をマッサージ

最後に鼠蹊部(脚の付け根)をマッサージしましょう。

その他おすすめのコーヒースクラブの作り方

美容液タイプ

お茶パック

新聞紙をわざわざ敷いたりして、面倒!という方はお茶パックを使った美容液タイプもおすすめです。
作り方はコーヒーの出し殻大さじ4オリーブオイル大さじ1をお茶パックに入れるだけです。
このお茶パックからにじみ出てくるオイルを足に塗りながらマッサージします。
最後にラップや蒸しタオルで成分を浸透させたら洗い流して終わりです。

コーヒーの出し殻が散らばらずにゴミを捨てやすいのがいいですね。

作り置きタイプ

ココナッツオイル

毎回毎回作るのが面倒、という方は作り置きタイプもおすすめです。
材料はココナッツオイル1カップコーヒーの出し殻1/4カップです。
ココナッツオイルをチンしてサラサラにしたところにコーヒーの出し殻を入れ、瓶などに入れて冷蔵庫で保管します。
1週間くらい持ちます。

マッサージには効くけど、コーヒーの飲みすぎには要注意!

そんなマッサージに効くコーヒーの出し殻ですが、コーヒーの飲みすぎは浮腫みやセルライトを引き起こしやすくなるので要注意なんです。

コーヒーに含まれるカフェインは肝臓のデトックス機能を低下させてしまったり、ビタミンやミネラルの吸収を阻害してしまうため、代謝を落として下半身に脂肪をつきやすくしてしまいます。

1日に1杯~2杯であれば問題ないですが、5杯以上飲むのはおすすめできません。

→大好きなカフェタイムが足を太くする?

コーヒーは代謝を上げたり脂肪燃焼効果があるという意見もありますが、コーヒーは体を冷やす作用もあるので、ガブガブ飲むのはやめておきましょう。