お風呂とご飯はどっちが先?ダイエットにいいのはどっち?

仕事に家事、自分磨き、何かと夜は忙しい女性ですが
帰る時間が遅くなると、先にご飯、その後お風呂という順番になっていませんか。

帰りが遅くなって疲れていると、先にご飯を食べたくなりますが、実はダイエット効果が高いのは、ご飯の前にお風呂に入る、という順番なんです。

そこで、お風呂はご飯の前のほうがいい理由をご紹介します。

ご飯よりお風呂の方が先!ダイエットにいい理由

空腹のほうが代謝が上がる

人がエネルギーを使う時、まずは血液中にある糖分などをエネルギーとします。

しかし空腹で血液中にもエネルギーが無い時、体についた脂肪を分解してエネルギーとして使いはじめるんです。

そのため、血行がよくなりエネルギー代謝もよくなる入浴時は、空腹で入ったほうが脂肪が燃えてくれるんです。

食後だと血液中の糖分が使われてしまうので、体についた脂肪が燃えないんですね。

帰ってきてお腹が空いた状態だと、先にご飯を食べたくなりますが、まずお風呂に入ることで脂肪が燃えやすくなるんです。

温かいお湯に浸かると食欲がセーブされる

温かいお湯に浸かると、消化器官に集まっていた血液が全身に巡るため、胃液の分泌などが抑えられて食欲がセーブされるんです。

その時、薔薇やラベンダーの香りがするアロマオイルや入浴剤を入れると、より食欲が抑制されるのでおすすめです。

人は植物やお花の香りを嗅ぐと、自然と食欲が減退するからです。

帰宅後、食欲のままにご飯を食べるより、お風呂に入ってリラックスし、食欲を落ち着かせてからご飯を食べることでダイエット効果が期待できるんですね。

食後に入ると消化が悪くなる

食後にお風呂に入って血流がよくなると、消化をしようと消化器官に集まっていた血液が全身に流れてしまい消化機能が低下してしまいます。

食後にお風呂に入って苦しくなるのはこれが理由です。

食べたものが消化されないままでいると、栄養がうまく吸収できなかったり、未消化のものがヘドロのように腸にへばりついてしまい、便秘や下痢を引き起こしたり、肌荒れや疲労感などを招いてしまいます。

栄養がうまく吸収できないと、脂肪の燃焼や代謝に必要な栄養が不足し、代謝が落ちて太りやすくなったり、脂肪がうまく燃焼されなかったりします。
便秘もダイエットにはよくないので、食後すぐにお風呂に入るのは健康上もよくないんですね。

食前にお風呂に入るときの注意点

ただし、食前にお風呂に入るときは注意点があります。

それは、水分をとってから入浴すること。

空腹で入浴すると、立ちくらみなどを起こしやすいため水分はしっかり摂ってから入浴しましょう。

また、お仕事などで帰りが遅くなった際は、無理して先にお風呂に入り、寝る前にご飯を食べるのもダイエット上よくあません。

そんな時は、夕方おにぎりなどを軽く食べておいて、帰ってからはおかずをつまむ程度にしておくのがオススメです。

あまり気にしすぎるのもよくありませんが休日や時間に余裕がある時は、ぜひお風呂を先にしてみてください。

食後はいつからお風呂に入っても大丈?

では食事を先にしてしまった場合は、お風呂はどのくらい時間を空ければいいでしょうか。

目安としては1時間です。

1時間あければ消化もだいぶ進んでいるので、お風呂に入っても大丈夫です。

1時間というとけっこう長く感じるかもしれませんが、家族と過ごしたりテレビを見たりしてゆっくり過ごしましょう。