豆乳って実は太る?太る飲み方と痩せる飲み方

美容やダイエットにいいと人気の豆乳。最近はコンビニでも購入できますし、カフェでも豆乳を使った飲み物やスイーツがたくさんありますよね。

管理人も美容にいいと聞いてよく飲みますが、実は豆乳は飲み方を間違えると太る原因にもなってしまうんです。

そこで、豆乳がダイエットにいい理由と、太る理由を合わせてご紹介したいと思います。

豆乳

豆乳がダイエットにいい理由

脂肪の吸収を抑える

脂肪

豆乳に含まれる大豆サポニンという成分は、腸の中の絨毛を収縮させる作用があります。
この作用によって、その後食べる食事の脂肪分が吸収されにくくなり、カロリーカットにつながってダイエットになります。

血糖値の上昇を緩やかにする

血糖値

大豆サポニンが腸の絨毛を収縮させることで、脂肪だけでなく糖分も吸収されにくくなります。
それによって血糖値がゆっくり上がり、ゆっくり下がります。

人は血糖値が下がった時に空腹感を感じるので、ゆっくり血糖値が下がることで空腹感を感じにくくなり、腹持ちがよくなります
血糖値がゆっくり上がることでインスリンの分泌も減り、血液中の糖分が中性脂肪になり体脂肪として体につくのを防ぐ効果もあります。

タンパク質が基礎代謝アップ

くびれ

豆乳にはタンパク質が豊富に含まれています。
ダイエットをすると摂取カロリーを減らすことが多いですが、摂取カロリーを減らした時にタンパク質の摂取量も減ると、筋肉が落ちて基礎代謝が落ち、体重が思ったように落ちなくなったり、リバウンドの原因になってしまいます。
豆乳にはタンパク質も豊富に含まれているので、筋肉量が落ちにくいというメリットもあります。

食物繊維とオリゴ糖が便秘解消

便秘解消

豆乳には食物繊維大豆オリゴ糖も含まれていますが、この食物繊維と大豆オリゴ糖には腸内環境を整えて便秘を解消する効果があります。
腸内環境を整えて腸の動きを良くすることで基礎代謝もアップしますし、便秘を解消することでしっかり老廃物も排出され、浮腫みの解消にも役立ちます。

豆乳で太る!?その理由とは

ここまでの情報だと、豆乳はダイエットにとてもよさそうですよね。
しかし豆乳には太る要因もあるんです。

カロリーが意外と高い

豆乳3

豆乳のカロリーは200mlで100kcalです。
1日に200mlだけであれば大したことないですが、ダイエットのために毎食前に飲んでいると200〜300kcalはすぐに超えてしまいます。
また、そのままだと飲みにくい、ということでココアなど甘さを足して飲んだりしているとコップ1杯で200kcalをすぐに超えてしまいます。

それでも豆乳を飲むことでその後食べる食事の量を減らせたり、お菓子の量を減らせていればダイエット効果はありますが、食事はそのままで豆乳をガブガブ飲んでいたら、普通にカロリー摂取量が増えて太ってしまいます。

他の栄養の吸収も阻害

バツ

豆乳には腸の絨毛を収縮させて脂肪や糖の吸収を妨げる効果がありますが、その他の栄養、例えばビタミンやミネラルの吸収も阻害してしまう作用があります。
そのため、毎食毎食飲んでいると、代謝に必要なビタミンやミネラルが不足し、太りやすくなってしまいます。

体を冷やす

冷え

豆乳は体に優しいイメージですが、実は体を冷やす作用があります。
そのため、冷え性の方が飲んだりすると冷えが悪化しますし、体が冷えることで代謝が落ちて太りやすくなってしまいます

太らない豆乳の飲み方

そんな、実は太る要素も持っている豆乳ですが、どうやって飲んだらダイエット効果をアップさせることができるのでしょうか。

温めて飲む

ホットココア

まず、体を冷やす作用を和らげるため、温めて飲むのがおすすめです。
血行をよくするココアやシナモン、生姜などをプラスするのもおすすめです。
ココアは市販の調整ココアだとお砂糖などの割合が多いため、ピュアココアを使い、オリゴ糖やはちみつで甘さをプラスすると、カロリーも少なく栄養価がアップします。

1日にコップ1杯まで

soymilk

豆乳には脂肪や糖質の吸収をカットする効果があるため、毎食前に飲みたくなりますが、他の栄養の吸収も阻害してしまうため、1日にコップ1杯をどこかの食事前か間食として飲むのがおすすめです。
また、豆乳には大豆イソフラボンも含まれていますが、大豆イソフラボンも摂りすぎはよくありません。