昔運動部だったから、筋肉が落ちず足が太い…
そんな風に悩んでいる方は多いですよね。筋肉を落とせば細くなるのかと思いきや、
筋肉を落としすぎると代謝が悪くなりそうたし、
そもそも今はそんなに運動もしてないのに筋肉を落とすってどうやすのさ、というジレンマに悩まされますよね。
しかし、実は筋肉太りの方は歩き方を注意すれば間違ったところについた筋肉を落としつつ、正しいところに筋肉やつけることができるんです。
それなら代謝も落ちませんし、正しいところに筋肉がつけば、ヒップアップ効果や、たぷたぷ脂肪がついた内ももも引き締めることができるんです。
そこで、まずはよくある間違った歩き方をご紹介します。
間違った歩き方3タイプ
タイプ1.内股歩き
タイプ1は内股歩き。
内股歩きは日本人女性に最も多く、なんとなく可愛いからとすすんで内股歩きをしている女性も多いです。
しかしこの内股歩きはふくらはぎの外側と外ももにかなり負担がかかる歩き方で、逆に内ももや後ろのももは使わず、そこには脂肪が溜まっていきます。
また、骨盤を広げてしまう原因にもなるので、ノッペリした大きいお尻を作ってしまいます。
なんとなくいつもふくらはぎが疲れている、外ももが張り出している、内ももにお肉がついている、という方はこの内股歩きタイプです。
2.かかと蹴り上げタイプ
2つ目はかかと蹴り上げタイプです。
かかと蹴り上げタイプは、本来ならかかとから着地して、つま先で地面を蹴る歩き方が正しいのですが、それがうまくできておらず、かかとで地面を蹴ってしまっています。
よくドロ跳ねしやすい、脚の後ろ側が土や雨で汚れやすい、という方はこのかかと蹴り上げタイプです。
この歩き方は体重が前にかかるため、前ももが張っている、スネが疲れやすいという特徴があります。
前ももはパンパンに張っているのに、後ろももはたぷたぷ…なんて方はこの蹴り上げタイプです。
3.ズルズル歩きタイプ
3つ目はズルズル歩きタイプです。
ズルズル歩きも意外と多く、足の体重移動がなく、ペタペタ歩くイメージです。
靴裏がかかとだけでなくつま先側も減っている…という方はこのズルズル歩きタイプです。
ズルズル歩きやペタペタ歩きは、リンパをながすポンプの役割をしているふくらはぎがうまく使えていないので、浮腫みやすく脂肪もつきやすいのが特徴です。
なんとなく脚がムッチリ、ノッペリしていて、足首があまりない、という状態になってしまいます。
浮き指でも筋肉太りが起きる
この3タイプの他に、筋肉太りを起こす歩き方があり、浮き指と言います。
浮き指は名前の通り足の指が浮いてしまっている状態で、ヒールをよく履く女性に見られる病気です。
浮き指になると、本来つま先で地面を蹴るという動きができず、その不安定さをカバーしようと前に前に体重がかかります。
そうすると前ももやスネにかなり負担がかかるので、そこだけ筋肉がついてしまい、ふくらはぎやヒップはたぷたぷ、という状態になってしまいます。
ハイヒールをよく履く女性は、まずは浮き指になっていないかチェックしてみましょう。
正しい歩き方で脚やせしよう!
では正しい歩き方をご紹介します。
まずかかとで着地し、つま先で地面を蹴る、というのが基本になります。
この時に浮き指にならないよう、しっかりと足の指も使い、地面を蹴りましょう。
地面を蹴る時は膝はしっかり伸ばし、後ろのももが使われている事を意識すると、より効果的です。
これを基本とし、まっすぐ一直線を歩くようにして、前を向いて歩きます。
つま先はまっすぐ前かやや外側を向くようにし、膝のお皿も同様にまっすぐ前を向くようにしましょう。
特に内股歩きの方は膝が内側を向いているので意識しましょう。
これだけでかなり歩き方が改善されます。歩き方はO脚やX脚も招いてしまうため、歩き方を注意するだけで、そういった足の歪みも改善されることが多いです。
正しい歩き方で、筋肉太りを解消し、さらにヒップアップや引き締め効果で脚やせしましょう。