グルテンフリーダイエットで小麦粉中毒を抜け出す!

グルテンフリーというダイエット方法がセレブやスポーツ選手の間で流行っています。
グルテンフリーとは、グルテンが含まれる小麦粉を摂らない食生活のことですが、どうしてダイエットに効果があるのでしょうか。

そこで、グルテンフリーがダイエットに効く理由や、グルテンフリーの方法などご紹介していきたいと思います。

グルテンフリーとは?

グルテンフリーとは、グルテンが含まれる小麦粉を抜いた食事法のことです。

グルテンは、粘り気やコシを出す性質があることから、パンを膨らませるために必要だったり、うどんのコシに必要だったり、時には歯磨き粉なんかにも使われています。
ふわふわのパンやモチモチのうどんは美味しいですが、どうしてグルテンをやめることでダイエットに繋がるのでしょうか。

中毒性&血糖値急上昇で太る

美味しいパンを食べると、なんだかまたパンが食べたくなったことはありませんか。
これはグルテンに含まれるグリアジンという物質によるものなんですが、グリアジンには中毒性があり、一度食べるとやめられなくなったり、また食べたくなってしまうんです。

ラーメンなんかは、よく毎日食べている人もいますし、パンも毎朝食べたい!という方は多いですよね。

しかしこういった小麦製品は、血糖値を急上昇させてしまうんです。

これは小麦粉に含まれるアミロペクチンAというでんぷんが、吸収されやすく血糖値を急上昇させるからです。

血糖値が急上昇すると、血糖値を下げようとインスリンというホルモンが出ますが、インスリンが出ると血液中の糖分は中性脂肪へと変えられ体脂肪としてカラダにつきます

つまり、血糖値が急上昇するほど、どんどん脂肪がカラダについてしまうんです。

また、血糖値は急上昇すると、今度は急下降する性質があります。急下降すると、脳はお腹がすいた!という信号をだすため、また血糖値の上がりやすい小麦製品やスイーツがほしくなる…というループにはまってしまうです。

グルテンフリーにするには?

ではグルテンフリーの食生活にするにはどうしたらいいでしょうか。
それはとっても簡単で、小麦粉が使われている食べ物を摂らないというだけです。

日本はとても恵まれていて、和食にするだけで小麦粉はほぼ摂らなくて済みます

ただ和食でも、うどんや蕎麦には含まれていますし、何気なく使っているカレールーやシチューのルー揚げ物の衣には小麦粉が使用されています。

そのため、全部なくしてしまおう!とストイックになると、とてもストレスになる可能性があります。また、たまにはクッキーやケーキ、美味しいパンなども食べたいですよね。

そんな時は、中毒性は免れませんが、血糖値の急上昇は食前に食物繊維が豊富な野菜や海草、きのこなどを食べておけばだいぶ防げます。
絶対食べてはいけない!とストレスになるよりは、多少食べつつ美味しく食事を楽しんだほうが、長い目で見るとダイエットに繋がります。

ただ、小麦粉には便秘や浮腫みを招いたり肌荒れを招く作用もあるため、朝パンを食べたら残り2食はお米にする、夜は小麦製品がメインになる食事(うどん、パスタ、ラーメンなど)は控える、という風にするだけでも、少しずつダイエットに繋がりますよ。