ゆっくり食べると逆に太る?間違った食べ方とは

早食いは太る、というのは昔から言われていますよね。
早く食べることで、血糖値が急上昇しやすくなり、インスリンが多量に出るので
その分脂肪が体につきやすくなってしまいます。

また、噛まずに飲み込んでしまうことで、唾液が十分に出ず、
消化されにくくなるため、きちんとエネルギーとして代謝できず
これも脂肪を体につきやすくする原因となってしまいます。

そこで昔から、ゆっくり食べたほうがいい、よく噛んで食べましょうと言われてきたかと思いますが、
この「ゆっくり食べる」ということと「よく噛んで食べる」ということは
似ているようで実は全然違うのです。

よく噛んで食べると自然と食べるペースはゆっくりになりますが、
逆は必ずしも当てはまりません。

つまり、よく噛むわけではなく、だらだらと食事をすることで
実は太りやすくなってしまうのです。

というのも、だらだら食べてしまうと、常に胃にスペースができてしまうため
お腹いっぱいと感じにくく、普通よりも量を多く食べてしまうのです。

よく噛んで食べるコツ

だらだら食べをなくすのは簡単ですが、よく噛んで食べるのは
習慣づくまで大変ではないでしょうか。

早食いをする人の特徴に、まず一口が大きいということが挙げられます。

どうしても一口が大きいと勢いで飲み込んでしまうので
まずは一口の量を減らすことをオススメします。

よく噛むことでこんなに痩せやすくなる

ある研究によると、ブロック状の食べ物をできるだけ早く食べると、
その後の90分のエネルギー消費は体重1kgあたり約7calだった一方、
塊がなくなるまでよく噛んで食べた時は180calとかなり高い数値が出たそうです。

これを毎食、1年間続けるとどのくらいの差が出るのかは明確ですよね。

しっかり噛んで、痩せやすい食事の方法を身につけましょう。