便秘に注意!プロテインで便秘になる原因と治し方

ダイエットをする上でプロテインはとても大切、ということはこのサイトでご紹介していますが、プロテインを飲みはじめてからあらわれやすい症状として、便秘があります。

なぜプロテインで便秘になるのでしょうか。

プロテインで便秘になる原因、便秘にならないプロテインの飲み方などご紹介したいと思います。

プロテインで便秘になる理由

動物性タンパク質は体にとって必要な栄養素ですが、実は腸内の悪玉菌のエサになってしまうんです。
腸内の悪玉菌が増えると、腸はアルカリ性に傾き、腸の動きが鈍くなって便秘を引き起こしてしまいます。
悪玉菌が出す物質は悪臭の原因にもなるので、便やオナラのニオイがきつくなったりもします。

よく日本人からすると、海外の方は体臭がきついと言われますが、お肉をよく食べると腸内の悪玉菌が増え、それが体臭にもつながっているからです。

だからと言ってタンパク質を控えないといけない!というわけではないですが、プロテインを飲むことで便秘を引き起こすことがあります。

また、動物性タンパク質というのは、腸内で栄養や水分を吸われた後ギュッと固まってしまいます
そこに食物繊維などがあればほどよく柔らかくなりますが、動物性タンパク質だけだと硬くなってしまうので、便秘を引き起こしやすくなります。

プロテインで便秘にならない方法

ではプロテインを飲みつつ便秘にならないためにはどうしたらいいでしょうか。

植物性プロテインを選ぶ

プロテインには植物性と動物性がある、と別記事でご紹介しましたが、植物性のものは大豆や玄米、穀物などからできているため、食物繊維が豊富でお腹に詰まることはありません

大豆でできたソイプロテインは大豆イソフラボンなども同時に摂取できますし、食物繊維が豊富なので飲み始めてから便秘が解消された、という声も多いです。
動物性プロテインは食物繊維もなく、脂肪分などが入っていることが多いので、飲みすぎるとカロリー過多で太ってしまうこともありますし、女性は便秘しやすいので植物性プロテインがおすすめです。

ダイエット中の正しいプロテインの選び方、おすすめのプロテイン

食物繊維を一緒に摂る

プロテインを飲む時に、粉末の食物繊維や青汁なんかを混ぜて飲むことで、便秘を防ぐことができます。

管理人は夜プロテインを飲んでいますが、その日野菜や海藻をあんまり食べなかったな、というはイージーファイバーを一緒に溶かして飲んでいます。
味も変わらないですし、食物繊維がしっかり摂れるので、水分多めにして飲んでますが、お通じはかなりいいです。

青汁を混ぜて飲んでいた時もあります。
大豆プロテインと青汁を混ぜると、ちょっと抹茶豆乳のような味になって飲みやすいですし、鉄分やビタミンなども摂れるのでおすすめです。
タンパク質と鉄分は相性がよく、ビタミンCを加えることでコラーゲンの材料になります。

コラーゲン=プロテイン+ビタミンC+鉄分?

お肌のことが気になる方は、青汁の粉末を入れるのもいいですね。

乳酸菌やオリゴ糖を摂る

Yogurt

タンパク質で悪玉菌が増えるのであれば、善玉菌を増やす乳酸菌やオリゴ糖を摂るのもおすすめです。
乳酸菌やオリゴ糖は腸内の善玉菌を増やしますが、善玉菌が増えることで腸内は酸性に傾き、悪玉菌の勢力が弱まります。

腸内が酸性になることで腸の動きが活発になるので便秘が解消されやすくなりますし、免疫力がアップして風邪をひきにくくなったり花粉症の症状が改善されるという効果もあります。
粉末タイプの乳酸菌があれば混ぜてもいいですし、サプリメントを飲んだり、乳酸菌が豊富なヨーグルト、甘酒、漬物、キムチなどを食生活に取り入れてもいいですね。

ヨーグルトなどの乳製品はかえって便秘を招くこともあるので、体質に合わない方はやめておきましょう。
管理人も体質に合わないので、乳製品を摂ると浮腫んだりニキビができやすくなります…

牛乳やヨーグルトがセルライトに?遅発型フードアレルギー

まとめ

プロテインで便秘にならないためには、とくに動物性プロテインにこだわりがなければまず植物性に変えてみましょう
植物性ならそのままでも食物繊維が入っているので便秘になりにくいですし、飲んでから便秘が解消されたという声もあります。
それでも便秘の時は、粉末タイプの食物繊維を出してみたり、栄養価の高い青汁を足してみるのもおすすめです。
腸内の善玉菌は年を重ねるごとに減っていってしまうので、腸内環境が気になる方は乳酸菌やオリゴ糖もおすすめです。