ダイエットや美容のために毎朝スムージーを飲んでいる、という方は多いですよね。
しかし、スムージーを飲み始めてから胃痛がするようになった、胃もたれするようになった、という方が意外と多いんです。
そこで、スムージーで胃痛&胃もたれしてしまう原因5つとその対処法をご紹介したいと思います。
スムージーで胃痛&胃もたれが起きる理由
- スムージーを飲み始めたのに胃痛がするようになった
- 毎朝飲んでいたら、ある日から胃に激痛が走るようになった
- 全然痩せないし、スムージーを飲んだ方が胃腸の調子が悪い気がする
そんな声が多く上がっているようです。
ではスムージーで胃の調子が悪くなる原因はなんでしょうか。
原因としては以下の5つが考えられます。
- 冷たいスムージーで胃腸が冷えている
- 一気に飲むので消化不良を起こしている
- 食後や食事中に飲んでいる
- フードアレルギーの果物が入っている
- 作ってから時間が経っている
では1つずつ見てみましょう。
冷たいスムージーで胃腸が冷えている
スムージーのレシピによっては、氷を入れて一緒にミキサーにかけるスムージーもありますし、大体は冷蔵庫で冷えた果物や野菜を使いますよね。
しかしそういった冷たいものを一気に飲んでしまうと、胃がびっくりして胃痛を起こしてしまいます。
夏場や果物の種類によっては冷蔵庫で保存しないといけませんが、余裕があれば一度ミキサーにかける前に常温に戻してから作るようにしましょう。
また、氷を入れるのはやめておきましょう。
粉末タイプのスムージーを飲んでいる方も、冷蔵庫で冷えたお水や牛乳ではなく、常温に戻したものを使うようにしましょう。
一気に飲むので消化不良を起こしている
スムージーは液体のようになっていますが、食物繊維など栄養素はしっかり入っています。
それをほとんど噛まずに飲んでしまうと、唾液が出ないので消化不良を起こしやすくなります。
おすすめは『噛みながら飲む』ことです。
スムージーを噛むなんて最初は慣れないかもしれませんが、噛んで飲むことで満腹感も得られやすくなるので、スムージーだけだといっつもお腹が空いてしまう、という方にもおすすめです。
食後や食事中に飲んでいる
スムージーは単体で飲むのがおすすめです。
なぜなら、スムージーはとても消化のいいものなのに、消化に時間のかかる炭水化物やタンパク質を一緒に食べてしまうと、それらが消化されるのを胃の中で一緒に待たなければいけません。
そうするとせっかく消化のいいスムージーが胃の中でどんどん腐ってしまうんです。
人の体の中は37度くらいあるので、真夏の部屋の中に切った果物を数時間置きっぱなしにしておくと痛んでしまうのが分かりますよね。
腐ってしまうと有毒なガスを発生させて胃に負担がかかってしまうので、スムージーは単体で飲み、固形物はスムージーを飲んでから30分以上あけて飲むようにしましょう。
フードアレルギーの果物が入っている
フードアレルギーには、即時性型と遅発型の2種類があります。
即時性型というのは食べた後すぐに蕁麻疹やかゆみ、呼吸困難などの症状が表れますが、遅発型は数時間~数日後に浮腫みや眠気、肌荒れや消化不良など、分かりづらい形で症状が表れます。
日本人は意外と果物の遅発型アレルギーに引っかかる方が多く、特に暑い国のフルーツ(マンゴー、パパイヤ、パイナップルなど)はまだ日本に入ってきてから間もないのでフードアレルギーになりやすいんです。
そのため、それらのフルーツを定期的に摂取していると、消化不良を起こして胃痛や胃もたれが起きてしまいます。
作ってから時間が経っている
スムージーは作ってすぐに飲むのがベストですが、中にはボトルに入れて持ち歩いて飲んだり、少しずつ飲んだりする方もいますよね。
特に暑い季節はすぐに痛んでしまうので、ゆっくり飲んでいると胃腸によくありません。
酵素もどんどん死んでしまうので、作ったら30分くらいで飲み切るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
思い当たる原因はありましたでしょうか。
これらを気を付けても胃痛や胃もたれが解決しない場合は、もしかしたらスムージーが体質に合わないのかもしれません…
健康といわれているマクロビやベジタリアンも、体質によっては合わない人もいます。
あまりに痛いようでしたら、無理せず飲む量や回数を減らしてみて、様子を見るようにしましょう。