生理前前、いつもよりイライラしたり、すごく眠くなったり、気持ちが不安定になったり…女性なら誰しも一度は経験したことありますよね。
生理前2週間は、基礎代謝が0.3〜0.5度上がり、いつもより疲れやすかったり熱っぽかったりする上、ホルモンバランスの影響で食欲が増える傾向にあります。
私も生理前1週間くらいはいつもより食欲が増す上、便秘になるので、体重が増えてイライラしたり、頑張りたいのに眠気がすごくて自分にムカついてしまったり…ダイエットが思うようにいかない事がほとんどです。
私の場合は無性に甘いもの、特にクッキーやケーキ、パンなど小麦粉を使ったスイーツが食べたくなるんですが、この生理前に特定のものが食べたくなるのには、原因があるんです。
生理前に食べたくなるもので分かる、不足している栄養
実は生理前に無性に食べたくなるもので今不足している栄養素が分かるんです。
逆を言えば、その不足している栄養素を補ってあげることで、止められない食欲を抑えることができます。
では早速ご紹介していきます。
生理前は甘いものがやめられない!
生理前にイライラして、つい甘いものを食べてしまうという方は多いですよね。
糖分を摂ると一時的にセロトニンの濃度が上がり、ふわぁ〜っと幸せな気分になるので、この幸福感を求めてつい甘いものが欲しくなってしまいます。
しかし甘いものは血糖値を急上昇させ、その反動で急降下した時に余計にイライラしてしまったり、何よりダイエット上もよくありません。
甘いものがほしいという時は、血糖値を安定させるために必要なマグネシウムが不足していたり、セロトニンの材料になるタンパク質が不足している可能性があります。
そのため、マグネシウムが豊富な豆類や海藻類、タンパク質が豊富な大豆製品や卵などを食べると落ち着きます。
豆乳なんかは手軽に飲める上、マグネシウムもタンパク質も豊富なのでオススメです。
温かいソイココアにしてゆっくり飲めば、イライラを落ち着かせる効果も高くなるのでオススメです。
ポテトチップスなどのスナック菓子がやめられない!
ポテトチップスなどのスナック菓子がやめられない!という方は、純粋に塩分不足の可能性もあります。
だからといって食事で味付けを濃くすればいい、というのではく、できるだけミネラルが豊富な天然塩を使うようにしましょう。
また、塩分をやたら欲しくなるのはカリウムとカルシウム不足が原因、という研究結果もあります。
カリウムはキュウリなどのウリ科の食べ物やバナナに多く含まれています。
カルシウムはシシャモやちりめんじゃこなどの小魚がオススメです。
生理前にポテトチップスがほしくなったら、おやつにバナナを食べたり、アーモンド小魚などのおやつはいかがでしょうか。
あと個人的にオススメなのはお漬物です。ポリポリした食感がストレス解消になる上、酵素もたっぷりなのでダイエットにもいいですし、適度に塩分も補給できます。
最近ではコンビニでも売っているので、夜中にポテトチップスが食べたくなったらグッとこらえてお漬物を買ってみるのがオススメです。
生理前になるとがぶがぶコーヒーを飲んでしまう!
生理前になるとコーヒーがやめられない、という方は意外と多いようです。
コーヒーがほしくなるのは、仕事のストレスが原因になっていることが多いようです。
コーヒーに含まれるカフェインは、一時的にアドレナリンを分泌して気持ちを高めてくれるので、生理前落ち込んでいたり気分が上がらない時に飲むと、頑張れる、という方が多いようです。
しかしカフェインは浮腫みも招いてしまうため、ダイエット中は極力控えたい飲み物です。
そんなコーヒーが無性に飲みたくなる方は、鉄分不足の可能性があります。
鉄分はプルーンやレバー、ひじきなどの海藻類に多く含まれるので、コーヒーが飲みたくなったらプルーンを食べてみたり、夜ご飯をレバニラ炒めやひじきの煮物にすると落ち着くかもしれません。
また、タンポポコーヒーなどのカフェインの入っていないコーヒーもあるので、どうしても飲みたくなったらそういうのを飲むといいかもしれません。
ノンカフェインのたんぽぽコーヒーショップ
油っこいもの、濃い味付けのものがほしくなる!
生理前はホルモンの影響でからだが浮腫みやすくなりますが、からだだけでなく舌も浮腫んでしまいます。
舌が浮腫むと味を感じにくくなるため、より味付けの濃いものや油っこいものがほしくなります。
また、油っこいものが欲しいときはカリウム不足になっています。
カリウムの多く含まれるキュウリなどウリ科のものやバナナやアボカドなどを食べると、浮腫みも解消されやすくなり舌が正常に戻るのことにも繋がるので、カリウムの多い食品を食べてみましょう。