ひと昔前に流行った硬水を飲んでダイエットする方法をご存知ですか。
硬水はミネラル濃度が高く、お通じをよくしたり浮腫みを解消する効果があるので、ダイエットにも効きます。
しかし硬水は飲みにくいという意見も多いので、飲みやすくする方法など合わせてご紹介したいと思います。
硬水で下半身がすっきり!ダイエットできる理由
飲み水には硬水と軟水の2種類があります。
2つの違いはミネラル濃度で、硬水はマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが多く含まれています。
日本では軟水しかとれないので、軟水の方が馴染みがありますが、ヨーロッパなどでは硬水がメインです。
これは土に含まれるミネラル濃度に違いがあります。
雨が降って降って川に流れるまでに、ミネラル濃度の違い土壌を通ると硬水ができるし、ミネラル濃度の低い土壌を通ると軟水ができるんですね。
マグネシウムが便秘解消
硬水にはマグネシウムやカルシウムが多いと言いましたが、マグネシウムには便に水分を与えて柔らかくし便秘を解消する効果があります。
マグネシウムは病院などでも使われるほど安全性が高く効果もしっかり出やすいので、しつこい便に悩まされている方にオススメです。
便秘になると便がお腹周りの血管やリンパ管を圧迫してしまい、下半身が浮腫みやすくなったり代謝が落ちて、セルライトができやすくなってしまいます。
下半身ダイエットにおいて、セルライトは1番の天敵なので、マグネシウムで便秘を解消することは、下半身ダイエットにはとても有効なんです。
カルシウムが脂肪の吸収を阻害
カルシウム、というと骨や歯が丈夫になるというイメージが強いですが、実は脂肪の吸収を阻害してくれるという効果もあるんです。
ヨーロッパの女性がバターたっぷりのパンや料理を食べていてもスリムな方が多いのは、この効果もあるかもしれませんね。
カルシウムが浮腫みと冷えを解消
カルシウムにはもう1つ、血管を丈夫にして血流をよくする効果もあります。
血流がよくなることで冷えや浮腫みが解消されやすくなるので、代謝が上がって脂肪燃えやすくなり、下半身がほっそりしてきます。
硬水の正しい飲み方
硬水はもともと日本にはないものなので、あまり大量に飲んでしまうと肝臓に負担がかかったり、下痢を引き起こすことがあります。
目安としては1日にコップ1杯から始めて、多くても1ℓくらいにしておきましょう。
硬水は独特のミネラルの味があり、苦いと感じる方や飲みにくさを感じる方が多いです。
慣れてしまえば大丈夫、という方も多いですが、最初はレモンの絞り汁や輪切りを入れたり、ミントの葉を入れると飲みやすくなります。
また、硬水を使った炭酸水もあり、炭酸が飲みにくさを消してくれているので、飲みにくいという方は炭酸水から始めるものおすすめです。