プチ断食にもスムージーを使ったり生姜紅茶を使ったプチ断食など色々ありますが、中でも人気なのがヨーグルトを使ったヨーグルトプチ断食です。
固形物ではないですが、空腹感が紛れやすく準備するものも少ないので簡単にできるのが人気の理由です。
そこで、ヨーグルトプチ断食のダイエット効果や、正しいやり方などをご紹介していきます。
ヨーグルトプチ断食で痩せる理由
もともとプチ断食というのは胃腸の中をできるだけ空っぽにし、消化吸収にかかっている負担を減らすかわりに排出する力を高めてダイエットする方法です。
胃腸は、消化→吸収→排泄という流れで動いていますが、毎日3食+間食をしたり、夜中につまみ食いなんかしていると胃腸は消化吸収だけで手一杯になってしまい、排泄まで手が回らなくなってしまうんです。
そうすると、便秘になったり、老廃物が体に溜まって代謝が落ちたり、体に脂肪がつきやすくなってしまいます。
そこでプチ断食をすることで、体に溜まった老廃物や便をしっかり体の外に出し、代謝を高めることができるんです。
さらに、ヨーグルトに含まれる乳酸菌には腸の善玉菌を増やして便秘を解消する効果があるので、さらに排出力を高めてくれます。
ヨーグルトプチ断食の正しいやり方
準備するもの
- ヨーグルト……5個(市販のちさいもの)、または500gのパック1個
- 豆乳または100%野菜ジュース……2L
- おかゆ茶わん……2杯分
- みそ汁(具なし)……2杯分
準備するものは以上ですが、基本的にはヨーグルトとお粥があれば簡単に始めることができます。
豆乳(または野菜ジュース)、味噌汁はなくても大丈夫ですが、お腹がすいてストレスになる、というかたはご準備ください。
野菜ジュースはできれば手作りの物がいいですが、難しい方は市販のもので大丈夫です。
果物が入っていない、100%野菜のものをご準備ください。
さらに、空腹感を紛らわすために炭酸水を飲むのもおすすめです。
断食中は排出力が強化されているので、水分をしっかり摂ったほうがデトックスがスムーズに行えます。
1日に2Lのお水か炭酸水を飲み、老廃物をしっかり出しましょう。
やり方
前日の夜食
前日の夜食は食べ過ぎに注意し、できれば和食を選び腹八分にしましょう。
初日
朝食、昼食、夕食
→ヨーグルト100g&豆乳か野菜ジュース200から400ml
お腹がすいたら炭酸水を飲みましょう。
レモンの絞り汁を入れると空腹感が紛れる上、デトックス力がアップします。
2日目
朝食、昼食
→ヨーグルト100g&豆乳か野菜ジュース200から400ml
夕食
→お粥1杯と具なしお味噌汁1杯
2日目の夜は、お粥とお味噌汁が食べられます。
空腹感が気になってイライラする方は、炭酸水にグレープフルーツを少し足して飲むとイライラが解消されます。
3日目
朝食
→お粥1杯と具なしお味噌汁1杯
昼食からは好きなものを食べてOK
3日目の朝食は、まだお粥とお味噌汁にし、胃を慣らしていきましょう。
お昼からは好きなものを食べてOKですが、胃腸が栄養を吸収しようとしているので、いきなりカロリーの高いものや油っこいものを食べると脂肪になりやすいので注意しましょう。
できれば野菜が多い食事や、お魚やお豆腐がメインの食事から始め、徐々にお肉を取り入れるようにすると成功しやすいです。
ヨーグルトプチ断食で失敗しないために…
ヨーグルトプチ断食で失敗しないためには、
- ストレスを溜めないこと
- 断食後にドカ食いしないこと
が大切になってきます。
食べたいものが食べられずストレスが溜まってしまいますが、できるだけきを紛らわせてストレスを溜めないようにしましょう。
外出している方が気が紛れる方は、ウインドウショッピングに出かけたり美容院に行ったり、映画を見に行くのもおすすめです。
カラオケが好きな方はカラオケもおすすめですし、ノンカフェインでお砂糖の入っていないハーブティーなら飲んでも大丈夫なので、カフェでゆっくりするのもおすすめです。
家にいる方が好きな方は、本を読んだりゲームをしたり、趣味などで時間を潰していると気が紛れます。
また、断食後は栄養だけでなく脂肪なども吸収しやすい状態になっているので、ドカ食いは厳禁です。
外食するとつい食べ過ぎてしまう方は、お弁当を作ったり、ヘルシーなランチが食べられるお店を探しておきましょう。
頭痛が起きたら…
断食中は悪いものを外に出そうとするので、頭痛が起きる場合があります。
ただこれは老廃物を一生懸命外に出そうとしている証拠です!薬などは飲まないで、あまり心配もしなくて大丈夫です。
1日だけやりたいという方は
ヨーグルトプチ断食は、回復食も含めると3日間必要です。
でもなかなか週末は予定があって土日両方断食は難しい、という方は、初日のメニューをなくして、朝とお昼にヨーグルト、夜にお粥とお味噌汁という1日だけ行うプチ断食でも効果があります。
その際も、翌日の朝食はお粥とお味噌汁にし、いきなり重たい食事は控えるようにしましょう。